2015年度企画展 ミュージアム・コレクション展2015 錦絵にみる子供の遊び
江戸後期から明治期の錦絵に描かれた子供たちの遊び
- 会期2015年11月2日(月)~12月19日(土)
- 休館日11月10日(火)~12日(木)、11月29日(日)
- 時間9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 入場料無料
- 会場玉川大学教育博物館 第2展示室
- 小田急線玉川学園前駅下車南口より徒歩15分
- 構内は教育活動が行われておりますので、車での来館はご遠慮ください。
- 入校時に詰所で入校手続を行ってください。
関連事業
◆ワークショップ(要申込)
定員に達しましたので申込を締め切りました。
資料に描かれた遊びを体験できるワークショップを行います。
なお、竹馬、竹ぽっくりは、講師指導の下、製作します。
- 日時2015年11月23日(月・祝) 13:00~15:30
- 対象者小学生(保護者同伴のこと)、15組、参加費無料
- 内容竹馬、竹ぽっくり、たが回し、独楽、シャボン玉など
◆ギャラリートーク(予約不要)
- 日時2015年11月13日(金)、11月18日(水)、11月24日(火)、12月4日(金)、12月10日(木)
各回とも13:30~14:30
学芸員が展示会場で展示の見どころを解説いたします
(各回とも同内容)
当日、教育博物館窓口に申し出てください。
「まず第一に盛んなのが相撲で、月夜の晩など、浜辺に土俵をこしらへて夜おそくまで取り組みあったものです。それから大将倒しというのがありました。これは敵の大将のからだ全体を地につけたほうが勝ちという遊びなので、猛烈な取っ組み合いです。……とにかく、この競技によって、わたくしたちは何事にも勇敢に立ちむかうという、強く激しい気性を養われました。」
小原國芳(玉川学園創立者)著『少年の頃』より
当館の教育史分野の所蔵資料には、子供の遊びや生活に関わる資料も多数含まれます。これは子供の遊びをはじめとする生活文化が、教育と密接な関係にあるという収集方針から収蔵したものです。
この展覧会では、子供にとって大切な遊びという生活文化を、江戸後期から明治期につくられた錦絵により紹介いたします。錦絵には、年中行事や祭りの中で戯れる姿、川遊びや雪遊びなど季節の遊び、仲間と競い合い、ふざけ合う姿、玩具を使って遊ぶ姿など、当時の絵師たちが描いたさまざまな子供の姿や遊びが見られます。中には当時の政治状況を子供の遊びで表した風刺画もありますが、錦絵には子供たちののびやかでいきいきとした様子や今では見られない遊びが描かれています。
なお、会期中当時の遊びを体験できるワークショップや展示の見どころを解説するギャラリートークを実施いたします。
皆さまのご来館をお待ちいたしております。
展示内容
節句や年中行事の中での遊び/季節の遊び/身体を使った遊び/勝負・競技の遊び/
模倣の遊び/玩具・遊び道具を使う遊び/遊び尽くし絵 (錦絵65点のほか玩具類を参考展示)