【バーチャル体験(360°ビュー)掲載】2014クリスマスイルミネーションの点灯式 玉川学園の年末を彩る風物詩 4年ぶりのイルミネーションは、まったく新しい演出に
今年もあと一ヶ月となった12月1日(月)、玉川学園で4年ぶりとなるクリスマスイルミネーションの点灯式が行われました。今回、間もなく完成する大学教育棟 2014の前に植えられた3本のツリーを使い、学生たちが手がけました。芸術学部メディア・デザイン学科の田中敬一教授と学生たちが、その演出を手掛けることになったのです。またイルミネーション点灯式の司会進行は玉川大学課外活動、文化会放送研究部が、また芸術学部パフォーミング・アーツ学科の学生が金管楽器の演奏で式を盛り上げるなど、オール玉川大学生で臨みました。
当日は昼過ぎまで激しく降っていた雨も夕方には止み、点灯式には最適な天候となりました。この日は、それまで工事のために玉川池の周囲を囲っていた仮囲いも取り外され、池とその向こうに建つ大学教育棟 2014や食堂棟が一望にできるように。そうしたこともあり、ちょうど下校時刻の玉川っ子たちも「何が始まるのだろう」と立ち止まりました。生徒たちや教職員、そして近隣の方々が見守る中、16時15分過ぎに点灯式が開催されました。
パフォーミング・アーツ学科の学生たちの「星に願いを」などの演奏で点灯式は幕を開け、クリスマスらしい楽曲で点灯式に華を添えました。そして放送研究部の学生によって、今回のクリスマスイルミネーションの特長が説明されました。
「光のMisty Ring」と題された今回のイルミネーションは、芸術学部メディア・デザイン学科のプロジェクト型授業の一環として行われていること。また樹木への負担を軽減するために電飾を直接取り付けるのではなく、照明とミスト(霧)発生機で樹木を取り囲みコンピュータ制御で演出するといった説明を、集まった人たちも興味深そうに聞いていました。実際にこの照明とミストの演出は、2ヶ月以上前から特殊効果演出のプロの方に指導をしてもらいながら学生たちが準備を行ってきたものです。機材の接続なども学生たちが行い、その演出効果を検証してきました。
説明が終わると、いよいよイルミネーション点灯の瞬間となりました。芸術学部学生作曲のファンファーレを合図に、3本のツリーをぐるりと取り囲むように設置されたミスト発生機からミストが噴霧され、LED照明から光が当たりました。
それは私たちがイメージするイルミネーションとはひと味違う、幻想的な風景でした。光がクルクルと輪を描くように点滅したり、一斉に照らしたりと表情を変えると同時に、LEDの特性を生かしてブルー、レッド、グリーン、ホワイトなどさまざまな色で樹木を照らします。そして噴霧されたミストがまるでキャンバスのように、この光の演出で染められていきます。ミストは風に影響されるため、時間・日ごとに見える様子が変わるのもこの演出の魅力の一つとなっています。
その様子に通りかかった大学生も歓声を上げ、しきりにスマホで写真を撮る様子が見られました。
当日は玉川池の水も入り始め、イルミネーションが水面に映り、より幻想的な雰囲気を醸し出していました。このイルミネーションは12月25日(木)まで毎日16時30分から22時まで点灯し、12月19日(金)までがウィンター・イルミネーション・バージョン、そして20日(土)からが聖夜特別演出の2つの演出で冬の夜空を彩ります。玉川学園ならではの季節の風物詩が、また一つ生まれました。
2014クリスマスイルミネーションバーチャル体験(360°ビュー)
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