「大学教育棟 2014」を庄野真代さんが見学

学生が主体的に学修している姿が至る所で見られる「大学教育棟 2014」。その様子を見学いただいた、歌手であり、NPO法人「国境なき楽団」代表の庄野真代さんに感想をお聞きしました。
庄野真代さんは、25歳のときに世界28カ国132都市を巡り、大学時代にも一年間ロンドンに留学した経験をお持ちです。さらに早稲田大学大学院では国際関係学の学位を取得されました。これらの経験をもとにNPO法人「国境なき楽団」を設立し、ケニア、スリランカ、カンボジア、コロンビアをはじめとする途上国の子供たちに楽器を届けたり、国内外にて訪問コンサートを行うなどの活動に取り組んでいらっしゃいます。


「大学教育棟 2014」を見学して、改めて考えたのが、洋服選びにはTPOが大切なように、勉強する気持ちにさせてくれる建物や雰囲気が必要だということです。大学のカジュアルで自由な雰囲気もよいけれど、「大学教育棟 2014」の入口に掲げられた荘厳な印象の美術陶板、気品あるライティングが素敵な教育学術情報図書館ライブラリー・サービス・カウンター周辺を見ると、勉強が苦痛じゃなく、勉強したくて気分がわくわくするような雰囲気を醸し出しているのではないかと思い、感動しました。
私は社会人として大学に入学したので、仕事と学業を両立させるには時間を有効に使わざるをえません。大学にいる間は集中して勉強をしようと考えていました。しかし、学内の図書館は離れた場所にあり、授業の前後に勉強したくても食堂かPCルームくらいしか場所がなく、席を確保するために並ばなければなりませんでした。大学の中に教室以外で勉強する場が少なく、困ったことを覚えています。
その点「大学教育棟 2014」は、ここに来れば予習・復習から調べもの、グループでのディスカッションまで、ひと通りの学修ができる場所だということに驚きました。しかも図書館の個人学修席や多種多彩な机や椅子が配置されているラーニング・コモンズなど、学修できる場所が至る所にあって、さまざまな形態で使える。いつでも一日中でも使えるのだから、自分の大学時代を思い返すと「羨ましい!」の一言です(笑)。


また、法政大学を卒業し、早稲田大学大学院に学びましたが、学びを通して学修は自分の力だけで解決できるものではないことを痛感しました。分からなかったり、迷ったりした時に、ちょっとしたヒントでも欲しいもの。そんな時に頼りになるのが、「大学教育棟 2014」のライブラリー・サービス・カウンターやサポートデスク、インフォメーションデスクに常駐しているスタッフの方々。学生一人ひとりに合わせて対応する様子を見て、前へ進むきっかけを作ってくださるシステムにも感心しました。私が学生なら、毎日尋ねに行きたい(笑)。このすばらしい場所を有効に活用して、たくさん学んでほしいと思います。

その後、天皇皇后両陛下がご訪問くださいました「植物工場研究施設(Future Sci Tech Lab)」や模築の「松下村塾」なども見学されました。


庄野真代さんのプロフィール
1976年 シンガーソングライターとしてデビュー
78年 「飛んでイスタンブール」「モンテカルロで乾杯」のヒットで、NHK紅白歌合戦に出場
80年 世界一周へ(28カ国132都市)
81年 ロサンゼルスに1年滞在してアルバム制作
2000年 法政大学人間環境学部に入学
(在学中に1年間ロンドンにあるUniversity of Westminsterに留学)
04年 法政大学を卒業
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学専攻に入学
05年 平和市民コンサート「セプテンバーコンサート」の日本開催を提唱(現在まで毎年開催)
06年 早稲田大学大学院修了
NPO法人「国境なき楽団」を設立し、代表に
14年 法政大学にて「アーティストと社会貢献」という授業を担当
今年度は約350名の学生が履修する人気科目に
※歌手活動については、以下を参照
オフィシャルサイト
公式インフォブログ
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