ELF Study Hall 2015の空間デザインをした芸術学部生に対し、ELFセンター長から感謝状が贈られました
玉川大学で展開している、まったく新しい英語教育プログラムELF(English as a Lingua Franca)。これは共通の母語を持たない人同士の意思疎通に使われる英語を示します。その学修拠点となるELF Study Hall 2015が4月から運用を開始しました。この建物には芸術学部生が手掛けたデザインが各所に設けられ、世界を意識する学修空間を演出しています。
4月14日(木)、これらのデザインに携わった学生に対し、感謝状が贈呈されました。
ELF Study Hall 2015の2階にあるActive Learning Zoneには、関係した学生たち約15名が集まりました。ELFセンター長の小田先生が学生の名前を呼び、一人ひとりに感謝状と記念品を贈りました。感謝状の贈呈式は、もちろん英語が使われました。
今回のデザインに対して「どのデザインも素晴らしかったので、一つに絞れませんでした。そこで各所にデザインを採用した結果、建物全体が『非日常』を感じられる空間となりました。皆さんのデザインをベースに机や椅子、そして各フロアの配色など検討していきました。建物全体のコンセプトに皆さんのデザインがしっかりと活かされている証です。感謝の気持ちでいっぱいです。」と伝えました。それから小田ELFセンター長は、4月から運用開始してからのエピソードを語りました。「芸術学部の1年生は、この建物に来るたびに、皆さんのデザインを足を止めて眺めています。」と説明し、「先輩たちである皆さんの作品が、この場所で学ぶ意欲を高めているようです」とねぎらいました。また小田センター長も、「朝、玉川に来て、この作品から元気を得て、講義を担当しています」と自身の様子をお話ししました。
その様子を聞いた学生たちからは、「実際に使っている人の反応を聞くことができて嬉しい」「自分たちの考えがこのように具現化され、感動しました」と感想を聞かせてくれました。
こうして、感謝状の贈呈式が終了し、そのあと学生たちは、それぞれの作品の場所を見学し、自分たちの作品の検証を始めました。各作品を表や裏など、様々な角度からチェックしてみたり、また事務室のスタッフに利用した印象など、ヒアリングをしていました。
新しい英語教育プログラム「ELF」にふさわしい新しい空間は、芸術学部の学生たちとのコラボレーションによってそのコンセプトをますます高めつつあります。ぜひ、これらの作品を見学してください。