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玉川大学生にとっても、異文化に触れられた3週間。シンガポール国立大学生の日本語短期研修が修了しました。

2017.07.26

日本語短期研修のため玉川大学に訪問していたシンガポール国立大学(NUS)の学生たち。約3週間のプログラムを終え、6月16日送別会が開かれました。

リベラルアーツ学部の国際交流サポートチームの学生たちによって飾り付けが行われた会場「Restaurant 朔風」にNUSの学生たちが到着し、大きな拍手が沸き起こりました。

はじめに八木橋リベラルアーツ学部長より「NUSの皆さん、3週間お疲れさまでした。毎年リベラルアーツ学部では海外の学生の皆さんを短期研修としてお迎えしていますが、今年はより大きな輪ができたと感じ、大変喜んでいます。今後もこの輪を広げ、つなげていけたらと思っています。これでおしまいではなく、蒔かれた種が成長して花が咲くような、これからを楽しみにしています」。
との挨拶とともにNUSの学生一人ひとりに修了証と記念品が手渡されました。

そして、NUSを代表して2年生の学生から、感謝の言葉が日本語でありました。「あっという間の3週間でした。皆さんのおかげで本当に楽しい時間を過ごすことができました。これからも日本語の勉強を続け、皆さんともっともっとコミュニケーションができるよう頑張りたいと思います。シンガポールにいらっしゃる機会がありましたら、ぜひご連絡ください。またお会いできる日を楽しみにしています」。
送別会では、学生同士で写真を撮る様子も多く見られました。またNUSの学生が、ラクサやカヤトーストといったシンガポール料理を作って差し入れてくれるというサプライズもあり、大いに盛り上がりました。

NUSの学生にも話を聞いてみました。「最初にプログラムを見たときはかなり大変だと思いましたが、玉川の学生もサポートしてくれたのでとても楽しい時間を過ごすことができました。私は日本の大学院への進学やJETプログラム(日本における語学指導等を行う外国青年招致事業)への参加を希望しているので、今回学んだ日本語や日本文化が役立つと思います(男子学生)」、「日本語だけでなく、日本文化についても学べるとてもいいプログラムだと感じました。印象的だったのは鎌倉見学です。また小学校を見学できたのも興味深かったです(女子学生)」。

今回、国際交流サポートチームのリーダーとして全体をまとめた3年生の曽山晃佑さんは「リベラルアーツ学部の学生は、これまでずっとこのプログラムのサポートを行っていますが、毎回研修生が『どうしてこんなにサポートしてくれるの?』と驚くくらい手厚くサポートしていると、先輩から聞いていました。NUSの学生はある程度日本語が話せますが、敬語や話す速度など、戸惑う部分も少なくありません。その際に分かりやすい表現にしたり、ゆっくりと話すよう心がけました。ただ、言葉以上に、『仲良くなりたい』という気持ちが強ければ、それは自ずと相手にも伝わるということを実感し、またそうした気持ちが大事だと、このプログラムを通じて感じました」と語ってくれました。

異文化理解を深めるため、海外を訪れることはとても重要です。その一方で、海外の人たちを招き入れ、コミュニケーションを取りながら自国の文化を紹介していくという経験も、これからの国際社会では大いに役立つでしょう。このようにリベラルアーツ学部が行っている国際交流サポートチームの活動は、海外留学では得られない経験の場として、学生たちの糧となるプログラムです。

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西フロリダ大学の学生の送別会も同時開催しました。
NUSと同時期に来日して玉川大学で短期研修を行っていた西フロリダ大学の学生に対しても帰国の途につく前にNUSの学生とともに送別会を行いました。彼らは京都など観光したのち、玉川大学に来園しました。数日間の滞在でしたが、NUSと玉川大学の学生たちと討論したりと交流を深め、充実した研修期間になったようです。

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